2019年9月7日/秀山祭九月大歌舞伎観劇会

代表的な名作「勧進帳」などを堪能

 

 東京・歌舞伎座で「秀山祭九月大歌舞伎」観劇会を行いました。

 「秀山祭大歌舞伎」は明治から昭和の歌舞伎界に大きな足跡を残した初代・吉右衛門の芸の継承と発展を目指して2006年に始まりました。2015年に二代目・吉右衛門さんが毎日新聞企業人大学で講演したことがきっかけになり、今回で5回目の観劇会が実現しました。

 当日は会員ら30名が参加。忠義を尽くす「首実検」の場面など緊迫した空気の中、複雑な心情を描き出す義太夫狂言の代表作「寺子屋」、主君を思う弁慶の心情に心打たれる歌舞伎の代表的名作「勧進帳」、初代吉右衛門が得意とした家の芸、秀山十種の一つ「松浦の太鼓」の演目を堪能しました。

 演目 【夜の部】
 一、菅原伝授手習鑑 寺子屋
 二、歌舞伎十八番の内 勧進帳
 三、秀山十種の内 松浦の太鼓

 演者 吉右衛門、仁左衛門、福助、歌六ほか


《歌舞伎座正面玄関》


《毎日新聞企業人大学の受付》

 
《幕間は3階のお食事処「花篭」で》