2018年9月8日/秀山祭九月大歌舞伎観劇会
企業人大学での講演がご縁で始まった観劇会も4年目に
東京・歌舞伎座で行われた「秀山祭九月大歌舞伎」の観劇会をしました。
「秀山祭大歌舞伎」は明治から昭和の歌舞伎界に大きな足跡を残した初代・吉右衛門の芸の継承と発展を目指して2006年に始まりました。2015年に二代目・吉右衛門さんが毎日新聞企業人大学で講演したことがきっかけになり、今回で4回目の観劇会が実現しました。
当日は会員ら22名が参加。三番叟を人形らしく軽妙に踊る楽しさ溢れる舞踊「松寿操り三番叟(まつのことぶき あやつりさんばそう)」、吉右衛門演ずる俊寛の孤独と悲哀を描き出す近松門左衛門の名作「平家女護島 俊寛」、能の演目を題材とした新作歌舞伎舞踊の「新作歌舞伎舞踊 幽玄」を楽しみました。
演目 【夜の部】
一、松寿操り三番叟
二、平家女護島 俊寛
三、新作歌舞伎舞踊 幽玄(羽衣 石橋 道成寺)
演者 吉右衛門、幸四郎、雀右衛門、歌六、玉三郎ほか
《歌舞伎座正面玄関》
《幕間に3階のお食事処「花篭」で》